キャリア制度

▮目標制度

上期下期と二度、設定した目標に対して自己採点を提出し、部長クラスが評価します。業績をあげた順に評価が5段階ほどに分かれており、SからDまであります。S評価は難しいですが、取得できたところでボーナスがそこまで大幅にアップするわけではないので、周りからは常に不満の声が出ている状態です。また、風土的に上層部は自分を慕ってくれる人を高く評価するので、仕事はしていないが人事評価は高いという社員が存在しています。

▮内勤職の評価

内務職はほぼ給料が上がらないので、自己採点関係なく評価してもらえない人ばかりです。営業のように数字が出ないので評価しにくい点はありますが、給料が上がったという話を聞いたことがありません。

▮営業は実力主義

営業は月のノルマの契約をとるのが評価の対象。中には予算を大きく達成する人間も多く、契約を取れば必然的に評価されます。逆に契約を取れなければ評価はされません。実力主義です。月の契約を達成したら褒められますが、翌月に達成しなければ怒られます。年齢が若い方が昇給しやすく、年齢が上がると共に評価がシビアになっていく傾向にあります。

▮優秀社員表彰

月に一回の全体朝礼では、その月の優秀社員の方が発表されるなど、名前が呼ばれることでモチベーションを上げている社員もたくさんいました。新卒社員の中で、誰が一番売れるのかを競わせるダービーという期間もあります。

▮飛び込み営業

営業は飛び込み営業中心で、とにかく足で稼げ!というのが特徴です。1日に50件も業務店に飛び込みするので、将来的に起業したい方が営業を学ぶ環境としては良いかもしれません。とりあえず数をあたって1件でも多くの方に会って話をするという営業ですので、忍耐力とコミュニケーション能力は付くと思います。ただ、相手の(お客様)ために本当の提案ができる能力が身につくのかと言われると疑問です。成長ができるのは精神的に、という感じが強いかと思います。

▮OJT制度

OJT制度があり、新卒社員は上司や先輩から教わることが多々ありますが、先輩によって教える内容が違うため、ほとんどは自分で経験を積んで学んでいく必要があります。分からない事は聞けば教えてくれます。たくさんの様々な業種のお客様に関わるため、対応能力やマナー等も自然と学んでいけます。そのためどこへ行ってもどんなお客様に対応するときでも、多少のノウハウを身につけた状態で接することができます。

▮多業種の顧客

多種多様な顧客と親密なコミュニケーションが図ることができます。交換した名刺の数は、他社にいる同級生の中でおそらく最も多いのではないでしょうか。商材も多く、押し売りでない、いわゆるソリューション営業的な提案が求められ、そのスキルが結果に直結します。

▮異動希望

新規事業立案やキャリア公募の募集はありますが、基本は「営業会社」ということもあり、マーケティングや内勤へ社内移動に伴う人員配置転換はほぼ皆無です。他のことに挑戦しようにも、過去の業績悪化の経験が尾を引いているのか、そこまで市場活性化させられるような事業に続々と足を踏み入れられず、足が重い感じがします。新入社員の定着率は30%以下であり、慢性的な人員不足を起こしています。

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