USEN-NEXT GROUPの社風

▮保守的な気質

USEN-NEXT GROUPはIT企業のようなイメージが強いですが、「大阪の商人が50年前に始めた」という気持ちが残っている社員が多いため、昔ながらのアナログ気質が未だ強いです。そのため潤滑な業務進行には、対面のコミュニケーションが最も重要で、何かを企画した場合、社内調整に最も神経と時間を使います。また、考え方が保守的で遅れているので、新しいものやアイディアを求めていると口では言っていても、実際には新しいことに挑戦することが苦手な人が上層部に多く、決裁者に安心感を与えられるかどうか、もしくはその企画発案者が「何かが不備があった場合全面的に責任を負う」という約束がないと挑戦できないことが多いです。

▮人間関係の良さ

昔ながらの気質のいい点として、とにかく人がいい。中途採用者から「この会社は皆さん良い方ですね」という話をされたことが何度もあります。従業員の平均勤続年数は12年、仲のいいチームが多い印象です。一度退職した後に再雇用される出戻り社員が多いのも、人間関係における居心地の良さと会社が人情に厚いからだと思います。


▮かつてはブラック企業の代表企業

以前、ブラック企業の代表的存在であったことや、違法なこともやっていた過去もあり、今現在は法令遵守の意識は高く、また昨今ではライフワークバランスにも力を入れ始めています。女性の産育休後の復帰率も内勤はかなり高いです。

▮営業会社

営業会社にありがちな、新卒採用で大量入社をさせ、営業成績悪い社員は厳しい環境に耐えきれず退職し、成績の良い社員が上に登っていくような文化。その為、残っている先輩社員たちは、かなり優秀な営業マンが多いと思います。成績が悪い人は、(上司によると思いますが)毎日のように行動管理/案件管理/目標管理などで上司に徹底的に詰められるため、かなり厳しい環境だと思います。

▮USENの内側

約3000人が属している会社ですが、組織としては完全に縦割り。そのため文化も全く異なります。外から見ると音楽放送の会社というようなキャッチーなイメージもあるかもしれませんが、完全に普通の営業会社です。また、数年前に借金返済の目途が立ち、株価は現在の値まで上げることができ、働き方改革などでプレミアムフライデーを採用したりなど、内情を知らない人から見ると良い会社に見えますが、プレミアムフライデーについては、実施されていない現場もあります。上下関係はきつくなく、風通しのいい社風なので、服装や働き方においては結構自由が利きます。


▮配属先は営業

大量採用された新卒社員の配属先は支店の営業が圧倒的に多いです。研修制度はほぼなく、入社したら即現場。すぐに外周りを行い、すでに契約を頂いている顧客回りから始める部署もあれば、いきなり飛び込み営業を行う部署もあります。毎月結果を求められるため、支店の営業は離職率が高いです。結果を出せば2~3年で支店長になれることもありますが、支店長もプレイングマネージャーとして支店の数値管理を厳しく行われます。数値に対するプレッシャーは強く、耐えきれなくなって辞めるケースが多いです。

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